登記簿謄本翻訳の自動化で先を行く |
|
|
翻訳会社ソリュテックでは、従来より会社登記簿謄本の翻訳(登記簿翻訳)を手がけてまいりましたが、昨今の登記簿謄本の翻訳に対する需要の伸びに鑑み、事業として強化いたしました。
強化の柱となったのは「登記簿謄本の翻訳に関する諸般の作業の自動処理の積極的な推進」であり、推進に伴い下記にお示しするような様々な点で翻訳会社ソリュテックの翻訳サービスがますます魅力的なものとなり、他の翻訳会社に対する優位性が確定的なものとなりました。
登記簿謄本の翻訳に関する作業の自動化の効果
品質の向上
自動化の推進により「ヒューマンエラー」が入り込む余地を減少させ、手作業で起こりがちな「品質のバラツキ」を抑えることで品質が向上しました。 また、翻訳者には真に翻訳が必要な部位の翻訳に心血を注ぐことが可能となり、自動化が不可能な部分の翻訳品質も向上しました。
スピード・時間的な正確性の向上
登記簿謄本の翻訳作業に要する作業時間を大幅に短縮するだけでなく、間違いなく処理しますので修正作業が発生する可能性もありませんので正確な時間で処理できます。
リーズナブルな翻訳料金の実現
登記簿謄本の翻訳作業に要する手間が減少しますので、人件費削減に伴う料金引き下げが可能となりました。 もちろん、ソフトウエアの開発コストの割掛や維持コスト、そしてコンピュータ・システムのランニング・コストがかかりますが、それよりも人件費削減の効果の方が大きいので、他の翻訳会社の提供する登記簿謄本翻訳サービスよりも低い料金でサービスのご提供が可能(低い損益分岐点の実現)となっております。
自動化の概要
印刷された会社登記簿謄本から半自動的に MS WORD 形式の電子ファイルでのフォーマットを生成し、更に定型部分を翻訳する処理システムをコアとし、その他、名詞リストの生成などの支援システムが付加されています。
もちろん、事業目的欄に記載されている事項などは熟練した翻訳者による人力翻訳が必要ですし、所在地、役員名などはスタッフによる調査が必要なので、完全に自動化することは不可能なのですが、その他の部分はほぼ自動的に短時間で処理されるようになりました。
実際に登記簿謄本の翻訳を手がけていないと、このシステムの意義が分かりにくいと思いますが、このシステムは上記のとおり、登記簿謄本の翻訳における品質や処理スピードを飛躍的に向上させ、人件費の削減で低料金で翻訳サービスをご提供可能とする革新的なシステムなのです。
ちなみに特に処理時間の短縮ならびに人件費の削減に大きく貢献しているのがレイアウトの自動処理を行う機能です。 このシステムを開発する前は、過去に行った登記簿謄本の翻訳の中から、これから翻訳しようとする登記簿謄本に近いレイアウトのものを探し、それを改造することで新しいレイアウトを作り出していました。
この方法は1からレイアウトを行うのに比べて作業効率は良いのですが、それでも、ファイル検索やレイアウト改造など、結構な手間がかかります。 手間がかかるということは、それだけ納期もかかりますし、人手によるコストもかかります。このシステムを使うと、それが自動的に行われるため、手間が大幅に省け、納期短縮ならびに省力化によるコストダウンを実現させることが可能となるのです。その差は小さくありません。
翻訳対象の
登記簿謄本
(日本語)→ 自動工程
自動フォーマッタ
自動翻訳
名詞リスト生成→ 手作業工程
事業目的などの
非定型部位の翻訳→ 自動工程
名詞リストの
ローマ字変換
および
登記簿謄本へ
の流し込み→ 翻訳後の
登記簿謄本
(英語)↓ ↑ 手作業工程(名詞リスト関連の処理)
社名の英語表記、役員名、地名など固有名詞の調査確認
自動工程
1. 自動フォーマッタ ― 翻訳対象の会社登記簿謄本から「翻訳に適したレイアウトが施された電子原稿」 を自動的に生成します。
※ ここで、原稿と全く同じレイアウトにするのではなく、原稿のレイアウトに非常に近いが全く同じレイアウトとせずに翻訳に適したレイアウトにします。
それには訳があります。
その1つが、日本語と英語の言語的な特性の違いによるものです。 日本語から英語に翻訳する場合、英語の方が横幅を取ります、これは英語の特性上不可避です。そのため、単純に翻訳対象の登記簿謄本(原稿)と同じようなレイアウトとしてしまうと、見にくくなってしまうという問題が生じます。 従って、原稿のレイアウトに準じつつ、上記の言語特性に起因する問題を高次元でクリアしなければなりません。
また、その他にも、翻訳文書の方には会社のロゴや翻訳者の署名を行うスペースも確保しなければなりません。 翻訳会社ソリュテックが開発したシステムでは、その問題を回避するソリューションが与えられており、出力された電子原稿は、マニュアルで調整すること無く、そのまま訳文が綺麗に収まるようになっています。
(2) 自動翻訳 ― 訳がパターン化されている定型部位を自動的に翻訳します。 しかも、上記のレイアウトと相俟って自動的に自分自身の位置をインテリジェントに調整します。つまり新たに開発された技術によれば、極めて短時間でレイアウトから定型部分の翻訳までを自動的に行うことができ、納期の短縮と人手削減に伴うコストダウンを実現できるわけです。
システム開発者より
翻訳会社ソリュテックは、ハイコストパフォーマンス(HCP)指向であることを掲げ、単なる低価格で勝負するのではなく、基本軸には品質を置き、その品質に対してできるだけ低い価格を設定してきました。
登記簿謄本の翻訳の場合、そのポリシーを具現化させた極みと言えます。 上記の自動化技術の開発によるブレークスルーにより、ロープライス&ハイバリューの高次元での両立が可能となり、結果的に、翻訳料金だけとっても、単に低価格で勝負している翻訳会社よりも低い翻訳料金で翻訳サービスを提供できるようになりました。
翻訳会社ソリュテックでは、この技術を基盤とし、登記簿謄本の翻訳における競合他社の追従を振り切り独走態勢を固める方向性を固めました。 日本の登記簿謄本の翻訳は一も二もなく翻訳会社ソリュテックと言われるようになるべく邁進する所存ですので、ご期待ください。
翻訳と通訳で世界を結ぶ 翻訳会社ソリュテック |
|